境界とは

 親せきが、隣と境界のことでもめているようです。そこである人に境界について聞いたところ、境界は所有権の範囲が変わっても移動しないということでしたが、そのとおりなのでしようか。

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 そのとおりです。境界は公法上のものと考えられており、所有権の範囲が変わっても、境界自体は変動しないと考えられています。
 [土地と地番]
 土地がある人のものであることを示すためには、どのような方法をとればょいでしょうか。土他のまわりに柵とか塀を作って囲うのも一つの方法でしょう。土地を人為的に区分して図面に表し、記号等をつけて、誰のものかを登録するのも一つの方法でしょう。
 不動産登記法では、土地一筆ごとに地番を付することにしています。そして、土地の登記簿には、一筆の土地につき一用紙を備えることにしています。
 登記簿には、所在、地番、地目、地積、原因及びその日付、登記の日付が記載されています。
 [地番と地番の境界]
 一筆の土地は、私的な取引に際しての単位となります。他方、固定資産税や都市計画税を課す際等の、公法上の単位にもなります。このような単位としての土地を示す地番は、一筆ごとに付されています。したがって、一筆ごとに区分されている土地の境界とは、ある地番を付された土地と、隣接する別の地番を付された土地の境界ということになります。法的に境界という場合は、このように、「ある地番を付された土地と、隣接する別の地番を付された土地を区分する公法上の線」をいいます。
 [境界は移動しない]
 境界は、ある地番を付された土地と、隣接する別の地番を付された土地を区分する公法上の線です。この線は、最初に地番が付された時や、後に合筆や分筆によって新たな地番が付された時の線に固定され、移動することはありません。

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